楽器にもいろいろありますね。電子オルガンの凄いところは多彩な音が出せるということです。ソロ演奏から大オーケストラサウンドまで思いのまま。
やってみたいと思っている方はお勧めです。全く鍵盤楽器の経験がなくても大丈夫です。譜面が読めない方もわかるようになりますから心配ご無用です。
ーーー 目 次 ーーー
1 楽器の前にすわってみよう (外観)
2 電子オルガンの譜面 (読み方)
3 両手、両足の役割
4 音を出してみよう
5 指の使い方
6 簡単な曲にチャレンジ
7 電子オルガンと電子ピアノトピアノの違い
8 まとめ
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1 電子オルガンの前に座ってみよう
目の前に段違いの鍵盤があり2段になっています。上鍵盤と下鍵盤、足元にベースペダルがあります。上下鍵盤の周りには、沢山の押しボタンスイッチがあります。音色(楽器の種類)を選ぶものです。
電子オルガンの椅子は長椅子になっています。どの辺に座るかが問題ですね。左足をダラーンとした状態から前に出した時に、ベースペダルの左端から5番目、ドレミファソ、ソの位置に左足が来る位置に座りましょう。
次に右足ですが、足元中央付近にペダルがあります.音量調整のペダルで、つま先の方に踏み込むと音量か大きくなり、踵の方に戻すと音量は小さくなります。
更に、ペダルのつま先側の両脇(電子オルガンのグレードのより異なる)に突起の様なスイッチがあり、リズムマシンのスタートストップなどのコントロールをします。
次に、電子オルガンの下鍵盤の更に下、膝の上にアルファベットのUの字を長く延ばした様な金属のパイプがあります.左端を下に引くと右膝の右側にきます。
右膝で右側に軽く押し出すと音を延ばす(残響)事ができます。例えばポンと弾いた音をポーンのように延ばす、余韻をつけることができます。
これが電子オルガンの外観となりますが、高級機となると更に色々な機能が追加されてきますが、上達したら挑戦してみてください。
2 電子オルガンの譜面の読み方
楽譜は3段楽譜で構成されます。一段目がメロディーライン、2段目がコード、3段目が左足担当のベースの楽譜になります。
3 両手、両足の役割
この楽器は両手両足を使います。コードやメロディーを弾く鍵盤は上鍵盤と下鍵盤の段違いで2段あります。高級機種になると3段のもあります。
コードが変わればそのコードの和音Gならソ、シ、レを弾きます。その様な役割です。コードは沢山ありますのである程度は覚えましょう。わからなくても譜面が読めれば大丈夫です。
練習をしているうちに指の形で体が覚えますから、コード記号を見ると条件反射的に弾ける様になります。
次に左足になります。これは足鍵盤ベースペダルを踏みます。音楽で言うと低音でボンボンと音を出している弦楽器ですね。右足です。電子オルガンの右足は最初に書いたように音量調整が主な役割です
4 音を出してみよう
まず、電子オルガンがどの様な音を出せるのか聞いてみましょう。沢山のボタンスイッチがありますので、どれでもいいですので選んでみてください。電子オルガンに付属している取扱説明書を必ず読んでください。
このスイッチを操作したら、こんな音がでるんだ、こんなふうに変わるんだということを、だいたいでもいいですから頭に入れてください。
5 指の使い方
基本となる手の指ですが、よく言われるのが卵を握る感じで指をまげます。仮に指を曲げないでジャンケンのパー状態でしたらどうなるでしょう。
指5本の長さは違いますよね.親指は1番短いです.5本指を全部鍵盤の上に乗せようとしたら、親指以外の長い指を曲げないと乗りませんよね。
ほら、自然と卵を握る感じになるんです。それなんです。それが両手の指の感じです。
あとは指番号というものがあります。初心者の電子オルガンの譜面を見ると、この音の場合は何番目の指、のように番号が書いてあるものがあります。まずは、それに従って練習をしてください。
もうひとつ、右手でド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドと弾いてみてください。滑らかに弾けたでしょうか?ドからソまでは5本指でひけましたよね。ラ、シ、ドはどうしたでしょうか?そのまま行ったら指が3本足りないです。
これだけ書いておきます。ド、レ、ミと弾いたときミを弾いているときに親指を人差し指、中指の下をくぐらせ中指の下に移動させておきます。ファを弾くときに親指で弾きます。そうすると5本の指で高い方のドの音まで切れ目なく弾くことができましたね。
そして次に足元にベースペダルがあります。ペダルの数は機種により違いますし、ペダルの長さも違います。
基本的に、左足でベースの音をだします。右の足は音量調整のためのペダルとリズマーを止めたり再スタートさせたり音色を変えたり、いろいろ出来るフットスイッチがあります。
下鍵盤の下側、本体の下には、右ひざでサスティーン(音に余韻をつける)効果をつけるレバーがあります。
6 簡単な曲にチャレンジ
まず簡単な曲を選びましょう。音楽教室に通われている場合は講師ガアドバイスがありますから、それに従ってやりましょう。童謡あたりから始めましょう。それでも手や足がどれかにつられてしまい、思うようには動きません。それでもしっかり練習をしましょう、
7 電子オルガンと電子ピアノとピアノの違い
電子オルガンと電子ピアノは同類です。なぜかと言いますと、音の発生源が基本的に同じだからです。
電子と名のつくものは、生の楽器と違い、電子回路で生の楽器に近い音を作り出しているからです。いわゆる擬似音なのです。
生の楽器の音をデジタル化にするんです.少し専門的になりますが、ゼロと1(いち)で表現するのです。音の波形を1秒間に何回サンプリングするかによって、音の表現力が変わって来ます。
例えば新聞の写真ですが、普通の距離で見ると写真に見えますが、拡大して見ると点の集まりである事がわかりますよね。点の数が多ければより滑らか高精細度になります。
それと同じで音も変わって来ます.カタログを見ると16kbitとか32kbitとかがそうです.数値が大きいほど表現力が細かく表現出来ると思って頂ければ良いと思います。
昔のオルガンは、足ペダルで音を出すための空気を溜め込むためのものですが,電子オルガンは、音量調整のボリームですから役目も全然違います。
生のピアノは、弦を小さなハンマーで叩いて音を出します.電子的なものはありません。
それに、鍵盤を押す力が違います.生のピアノは重いです.それに比べ電子オルガンは軽いです.それともう一つの違いは
鍵盤のキーを押し込む力により、音に変化をつける事ができるのもあります.圧力センサーが入っているんですねー。
生の楽器がいいか、電子楽器がいいかは個人の好み、私は聴く立場なら生の楽器、自分で演奏するなら電子オルガンですね。
上達したいなら先生につく、音楽教室にはいるのがおすすめ、自分の経験からもお勧めですね。音楽教室と言えば、ヤマハかカワイでしょうね。
少子化の影響で縮小しているところもありますが、どちらも近くにあるはず。また、個人講師で教えてくれているところもたくさんありますので探してみてください。
次に楽器の機種はどこがいいか、これは個人好みでしょうが、新規購入となるとどこで習うかで大半はそこのものに決まってしまいます。
ヤマハならエレクトーンといわれるもの、カワイならドリマトーンですね。あとはローランドなどもありますが基本性能は大差ありませんが、それぞれの特徴があります。
私が購入したときは、当然通った教室のメーカーのものになりましたが、サイフと相談して機種を選びましたが、スピーカーの口径の大きいものを一つの基準としました。
それは、低音域の音を出した時の音の響きというか迫力の違い、阻止て、中広域用のスピーカーがあるかでした。
楽器には、外部に出力できる端子がついています。そこから別のアンプに通し、高性能のスピーカーから音をだすと、びっくりするくらい音が変わります。まさに楽器の大変身ですね。
昔から言われているのですが、音響にはお金をかければかけるだけの音が出る。特にオーディオマニアといわれる方は、天井知らずのお金をつぎ込んで、いかに良い音にするかでいろいろやっています。
電子オルガンの場合は、それが目的ではありませんから、雑学の一つとして読んでください。
8 まとめ
電子オルガンは誰でも楽しく演奏できる楽器です。大人になってからでも大丈夫です。誰もが一度は演奏してみたいと思う曲、ルパン3世とか宇宙戦艦ヤマトとか、かっこいいですよね。あなたも演奏できるようになります。上達するには練習が必要ですが、やはり、音楽教室や個人レッスンとか講師の下でやる方が上達も早いです。夜でもヘッドフォンが使えるので、周囲の目を気にすることなく、練習や自分の好きな曲を演奏したりすることもできます。ぜひ電子オルガンで音楽のある楽しい生活を送ってください。
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